ゆりかごから脳死まで(仮)

u18は素で間違えた(低学歴)

回想日記

この頃よく昔のことを思い出す。

しかも女の子のこと。

 

例えば

小学生の時、仲良かった女の子から「笑い方がキモイ」と言われた。

自分は心の底から笑う時、引き笑い気味になっていた。

それ以来、折に触れてその言葉を思い出す。急速に感情が冷めて、心からの笑いはそれ以来できなくなったように思う。

 

中学生の時、違う女の子から「何を考えてるかわからない」と言われた。

確かに自分はよくうつろな目をしていたと思う。人間関係に疎くてクラス内で派閥に所属することがなかった。自分が他から見ると不気味な存在だったと気が付いたのは最近の事だ。

 

中学の時付き合ってた子から「いつも遠くを見ているね」と言われた。

早く家から出たい、この村から出たいと思っていたからだと思う。結局この子との縁は進学を機に自然消滅した。

 

高校の時付き合ってた子から「一緒にいて楽しくない」と言われた。

文化祭の日に自分なりに精一杯楽しませようとしていた。それが全部空回りに終わったことがとてもショックで、半年ぐらい女の子と話をすることができなくなった。

 

大学に入ってから仲良くなった子に「変わっている」と言われた。

自分がズレていると直接言われたことが衝撃だった。だって自分は普通のつもりだったから。

 

 

こうして考えると女の子が苦手になっても仕方ないと思う。あと自分は結構繊細で傷つきやすいんだなあと思った。

 

おしり

○○「を」教える、○○「で」教える

考えたことのメモ

例によって本のこと。
自分は教育学部に所属していて、タイトルのような言葉をよく聞く。つまりは「教科書を教える」「教科書で教える」という授業構成の違い、授業における教科書の役割を端的に示した言葉。

(教育についての是非みたいなものは今回の主旨と大きく隔たってしまうため、省かせてもらう。)

この言葉の"教科書"の部分は"小説"もしくは"ストーリー"に置き換えて考えるとちょっと面白い。
もしかしたら純文学と大衆小説との区分の手掛かりになるかもしれない。

「小説を教える」「小説で教える」

若干の違和感はあるね。本質はそこじゃないけど。

前者の「小説を教える」。これは面白い(interesting的な意味での)お話を小説という形式にする、というもの。

こういう面白い話がありますよ。こういう面白いお話を考えましたよ。

この場合に当てはまるのはSF小説推理小説、時代小説だろうか。例えばSF小説で人間心理に迫ろうとしても、SF小説という枠組みが前提のために、それはどこまで行っても仮想である。


それに対して「小説で教える」。
何か説教臭さを感じてしまうが、そういった側面もあることは否定しない。
学校の国語の試験の「この時の心情を答えなさい。」とは少し違うかもしれない。

あるお話があります(その面白さは問わない)、そういった話から人間とはこういうものです。あるいは恋愛とはこういうものです。

という一般化が為されているものが、これに当てはまる。
この場合なるべくノンフィクションか、それに準ずるものが好ましいと思う。
説得力があるし、何より一般化されているため心象風景がリアルに立ち現れてくる。
私小説や恋愛小説が当てはまるだろうか。恋愛小説は微妙か。


純文学と大衆小説の区分でよく言われるのが、純文学はそれ自体が芸術足り得るもの、大衆小説はそれ以外という分類。

自分の考え方は純文学は真善美を追求するもの、だと考えている。どちらかというと哲学に近い。
哲学が世界の秩序や人間そのものを解明しようとした様に、ものの有り方、秩序を追求するものが純文学だろうと。

つまり純文学は一般化されてなければならない。

そういう意味では「小説を教える」が大衆小説で、「小説で教える」が純文学になるのかな。


さて、最近のラノベにあまり惹かれない、というのが僕の最近の愚痴なのだけれども、それはここにも繋がるのかもしれない。

最近のラノベはビジュアルや個人の趣味嗜好「萌え」が中心的で、話はそれに付随しているだけ。それを好む人は話が好きなのではなくて、その「萌え」が動いているのが好きなのだろう。
人形遊びと何ら変わりはない。


僕が面白いと思うのは、人間と人間の相互作用が現れる場所。
有り体に言えば「化学反応」だろう。
その化学反応の結果、人間とはこういうものだ、というアプローチが欲しい。


結論、「哲学的意味はありますか?」

Nona Reeves入門のための10曲

https://youtu.be/Yg7tLrRlL_w

youtu.be

↑最新アルバム。最高なので買いましょう。

 

あとリンクは貼りません。ガチファンなので。

 

1,Love Together

 知名度の高さから選曲。アニメパラッパラッパーのOP曲。ライブではめっちゃ盛り上がる。

 

2,DJ!DJ!~とどかぬ想い~@Feat.YOU THE ROCK★

 これもニコニコを中心に有名な曲。

 

3,透明ガール

 ノーナの中ではかなり人気が高い曲。爽やかさではナンバーワンかもしれない

 

4,夢の恋人

 これは是非PVで見てほしい。めっちゃカッコいい。

 

5,ヴァンパイア・ブギーナイツ

 最新アルバムからの選曲。これをアルバム1曲目に持ってきたのは大成功だと思う。

 

6,麗しのブロンディ

 これも最新アルバムから。ピアノ+西寺兄貴のイントロでグッと引き込まれる。

 

7,君はザナドゥ

 これを入門に持ってくるのはどうなんだ?という声が上がりそうだがぜひ聴いてみてほしい。普段メインボーカルの西寺兄貴ではなく、オッケンの歌声に注目してほしい。

 

8,休もう、ONCE MORE

 この曲はちょっと疲れた時に聴くと泣きそうになる。

 

9,二十歳の夏

 盛り上がり大好き。余韻まで大好き。

 

10,Weee Like It!!!

 「いつかくるさよならも愛せるように君と駆け抜けよう」って歌詞が大好き。

 

 

 

以上10曲です。入門なので知名度と曲のキャッチ―さで選びました。ノーナはの曲はバックボーンがしっかりしていて素晴らしいカバー曲も多く、また西寺兄貴だけでなく奥田兄貴、小松兄貴がメインボーカルの曲(狛犬の詩、N.e.g.a.t.i.v.e.b.o.yなど)も遜色ないほど良い曲なんですよ。

 あと洋楽に詳しい人が聴いたらまずハマると思います。自分はマイケル・ジャクソン、ワム、クイーン、アースウィンド&ファイアとかが大好きなので速攻でハマりました。

 

【閲覧注意】さよならの朝に〜【感想】

めっちゃ久し振りの更新
最近は就活でバタバタしていましたが、中休み(?)に映画を見に行きました。(公式略称は「さよ朝」なので以下はそれを用います。)

映画はブログタイトルの通り

見に行こうと思った切欠は前述の通りなんですが、何回かYouTubeで宣伝してるのを見て興味を持ちました。というか前情報はそれぐらいでした。
宣伝を見る限りでは「愛してはいけない」と言っていたので恋愛系の映画なのかな〜、ぐらいに考えてました。本当にそれだけ。
実際観ると「あ、そっちかぁ」ってなりましたけど。

閑話休題

あまり長く書くのも面倒なので個人的に重要だと思ったポイントを絞って書いていきます。


※ネタバレになると思うので、それが嫌な方はブラウザバックしてください。自己責任でお願いします。


○縦の糸はあなた、横の糸はわたし

縦糸と横糸からどうしても連想してしまう中島みゆき
彼女の歌は逢うべき糸に出逢えることを幸せと呼びました。
ではこの作品では、というと、そのまま縦糸(経)と横糸(緯)。つまり彼らの経緯を示していたと思います。
彼らにとっては生き様そのものでした。そして誰かを愛することはまた独りを呼び込むこと。さよならだけが人生だ、というような悲観的と言うべき価値観。
そして布にみえた糸のほつれ……という何かを予感させる意味深長な導入でした。

○2人、あるいは3人
個人的な話ですが、自分はこういうファンタジー要素のある話(お伽噺のような)を理解するのに苦労するタイプなのですが、この作品はスッと頭に入ってきました。
それは何故かというと、彼らの生きざまという明確な対比があり、それがそのまま時間軸に沿って描写されていたからだと思います。
さて簡単に彼女らの生きざまの対比と言いましたが、厳密にはいくつかの対立軸があったように感じました。
まずは大枠で捉えると、人間とイオルフの違い。レイリアとイゾル(あやふや)の話にありましたが、イオルフは幻想的な存在、いわばお伽噺の世界の存在であるのに対し、彼らが交錯する人の世界はどこまでもエゴに満ち溢れて独善的な世界でした。そしてその犠牲になったのがイオルフの3人であると。
2つ目の対立軸はその3人の生きざま、時間の流れの違いです。
作中で「時計の針」という表現がありました。それを引用すると、マキアは切欠はともかく自ら時計の針を動かそうとし、レイリアは強引に時計の針を進まされ、クリムは時計の針を止めたままであろうとした。過去に固執するクリムは従来のイオルフの生き方そのもので悲劇の一番の被害者でした。心中お察ししますって感じでした。そして進め方は違えど未来(といって良いのか)を志向するようになったのはマキアとレイリア。
3つ目の対立軸はマキアとレイリアという「母」としての違いでした。マキアは実子では無いもののエリアルの母としてエリアルのことだけを考えて強くあろうとし、それに対してレイリアは望まないはずの実子を唯一の拠り所と考えるもそれが叶わない不安定な母として描かれていたように感じました。
どちらも拠り所を「子」にしていたというのは面白かったですね。でも冷静に考えると母ってそういうものなのかな。作中でもいろんな母子が登場しましたが、子を思う気持ちの存在は変わらないという。

エリアルの人生

エリアルは人間の、特別ではない普通の男の子として描かれていました。エディプスコンプレックス、反抗期と時を経て、大人になり、誰かを愛し、子どもが生まれ、そして死へ向かう……。
その「普通」の男の子に「普通」ではないマキアが関わるとどのような化学反応が起きるのかというのが見所の一つだと思いました。正直cv担当の方からも「普通の男の子」というのが連想されましたね。KH3楽しみです。

○ヒビオル
ヒビオル(布)で言葉を伝えるというのはなかなかユニークだと思いました。昔の人々は宇宙の成り立ちを数や音楽で捉えようとしたようにヒビオルがかれらの世界、宇宙だったのかもしれません。

○無垢と汚れ

これは最初に書くべきなのかもしれませんが、イオルフの人々は無垢な存在として描かれていました。子ども同然の風貌はその無垢さを表現していたのだと思います。彼らのブロンド(あるいは白?)の髪もその表現に一役買っていました。
その無垢な彼らが人の世界と交錯し、汚されていきます。マキアが奇異な目で見られるのを避けるために髪を染め、レイリアはエゴによって額面通りの意味で汚されました。レイリアが自分のお腹に触れるシーンが2箇所ぐらいあったと思うんですが、かなり生々しくてエグいな……、と感じました。それは本来のイオルフという存在とのギャップがあったからかもしれませんね。エグい、と言えば死後硬直や犬の死もかなりリアリティに描かれていたのもそうですね。
人間の世界と交錯し、汚されていく(あるいは様々な感情を得る)彼女らでした。それでも、長命の彼女らにとっては本の一部に過ぎないかもしれないけど、その世界の汚さを知ってもなお、明日が訪れる世界を美しいと思える、そんなお話でした。

実は上映前に時間があったので、本当に偶々カポーティティファニーで朝食を』(村上春樹訳)を読んでいたのですがその作品のホリーもどこまでもイノセントな存在として描かれていましたね。だからどうという訳では無いですが……。




感想や思ったことはこんなものだと思います。
結構すぐに感情とか忘れちゃうから今回書こうと思った次第であります。
あといくつか気になった点を箇条書きして終わりたいと思います。
○全体を通して
・声優のキャスティングは素晴らしいの一言。違和感は感じられなかった。(長老役の沢城さんは凄みをましていましたね。自分の中では神原駿河のイメージだったので)
・音楽も良かったスタッフロールで流れたテーマ曲は余韻たっぷりに聴き入りました。
○作中での疑問
・イオルフの歴史について(普通に淘汰、同化されるでしょっていう感想)
・クリムはレイリアの目の前で殺されたはずなのになぜ生きていたのか(クライマックスでは普通に死んでたので異常に生命力が強いとは思えない)
・メザーテ滅亡の際に周辺国の乗っていた船が帆船だったこと。艦船まではいかなくても蒸気機関ぐらいあっても良さそうなもの。
・ディタの分娩がなぜ昔の日本式。もしかしたら布を前面に出したかったのかもしれないが。
・ドラゴンの赤目病はなんやねん、単に寿命か?

「そういう世界だから」で説明がつくのがファンタジーの強みですかね

2017エロゲソングメモ

個人的に好みだった曲を羅列するだけ

(曲名/歌/作品名/メーカー)

・マホウノコトバ/榊原ゆい櫻川めぐ/まほ×ろば-Witches spiritual home-/あかべぇそふとすりぃ

www.youtube.comうわあエロゲっぽいなあっていう選曲。あと青髪の子かわいいなあって思ってたら結構再生してたので選びましたまる

 

 

・petit bonheur/yuiko/あなたに恋する恋愛ルセット/UNiSONSHIFT

youtu.beyuiko好きMeisClauson好き。どうでもいいけどエロゲソング聴きすぎて誰が作曲かってのが判別できるようになってきた。

 

 

・華咲く色は恋の如し/築山さえ/鬼がくる。~姉がひん死でピンチです~/えにしそふと

youtu.beピアノすげえな…ってのが第一印象でした。作曲は金閉開羅巧夢さんで2016年のナンバー1と言っても差し支えないRe.Liefでも作曲されていた方です。個人的にはちょっとレベルが違うって感じがします。ヤバいです。他にも君と私のセンテンスという曲とかも好きです。

 

 

・メモリー/小春めう/夜巡る、ボクらの迷子教室/SAMOYED SMILE

youtu.be小春めうさんの低音好きすぎ問題。BUMPじゃないです

 

・夜煙ダッチロール/小春めう/夜巡る、ボクらの迷子教室/SAMOYED SMILE

 

youtu.beイントロでがっつりやられた。そういえばこの作曲の方BUMPが大好きらしいですね。気になる方はブログ見てくださいね。今回は挙げなかったんですが星団歩行がソレっぽいっていうのも本人からしてみると、っていう事も書かれています……とても興味深く読ませて頂きました。

 

・あなたにありがとう/solfa feat.小春めう/桜ひとひら恋もよう/Parasol

 

youtu.be

最近自分の中での曲の評価が間奏によって左右されてる気がします。

 

 

・Chosen Road/美郷あき/月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!!/Navel

 

youtu.be個人的には2017年で一番好きかもしれない。バイオリンの音って凄い魅力的ですよね。

作曲は矢鴇つかささん。Navelに関しては個人的には曲芸商法で行くのかなと思ってたところに完全新作情報が舞い込んできたので驚きました。

 

 

・ハッピートゥモロー/有坂真白(瀬良みと)/蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1/sprite

 

youtu.beうん。自分はあんまり声優の方の歌ってハマらないんですが、この曲は凄い良いと思いました。「ハッピーエンドを迎えに行くよ」なんていかにも可愛らしいじゃないですか。

 

 

・車窓の歌/hana/ゴールデンアワー/NIKO

youtu.beMORE系列って毎年良い曲だなあって感じはあったんですが、この曲は群を抜いてるかなと思います。Aメロ(?)引き込まれますよね。アウトロがサラっとしてるのも個人的に大好きです。

 

 

【総評】

2017年は後半そこそこ忙しかったので本数はあんまりできなかったんですが、曲だけはちゃんとチェックしてました。個人的には小春めうさんが大流行中なんですが、特徴だけで言うとピアノやバイオリンなど味のある曲を選んだ感じですかね。

因みにプレイしたエロゲからは一曲も入ってないです。

2018年はどうなるんでしょうか。大手ブランドがブラウザに進出していったり、もはや人材派遣会社みたいなことをしてたり…。

個人的にはkeyの新作が気になってます。シナリオに新島夕さんが参加されているようで楽しみです。

潮騒にそっと内緒でセリフを隠して

作文意欲を高めるためのちょっとしたお話。

といっても、ある作品の一部分とその主題歌に共通して、「綺麗だな」、と思うところがあるだけという話。

 

タイトルから察してしまうかもしれないけど、その作品は「ちいさな彼女の小夜曲」

そして曲は「マリンブルーに沿って」

 

まずは曲の方から、佐咲紗花さんのブログから抜粋

ameblo.jp

 2.マリンブルーに沿って

1曲目でも少し触れましたが、
PCゲーム「小さな彼女の小夜曲」OP主題歌として
EDの「キスのひとつで」と共に絶大な人気を誇る曲です。

これを男性が書いたのか…と悔しくなってしまうくらい
乙女心の恋模様を繊細に描いた歌詞に、耳に残るメロディー。
きゅんきゅんしっぱなし大放出!

堀江氏の独特なベースラインも好きなポイントの一つ。

サビ終わりの「そういうことにしようよ」の
ナイショ話みたいないたずらっぽい歌い方は
堀江氏のディレクションによるものです。

それを受けて「ねぇ・・・」の後に人差し指でしーっとやる部分も
ライブでの好きなポイントのひとつです♪

初めてライブでバンド演奏したのは
Daybreakerのツアーアンコールででした。

ドラムののぞのぞのこの曲での荒らぶりよう、
今回のツアーでも見られるのでしょうか?(・∀・)

 

www.youtube.com

実際にこの歌は素晴らしい曲だと思います。自分自身大好きな曲ですし。多分「キスのひとつで」よりもたくさんリピートかけてますし。

 

 

 

続いて本編の方のシーン(結構なネタバレなので注意

 

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 パッケージヒロインの片貝汐音ちゃんの告白シーン。

見ればわかりますが、ないしょ話のようにこそっと気持ちを伝える、「彼女」らしい告白で、とても可愛らしいです。

 

児戯じみた内緒話がどこまでも純粋で、誠実で、少し気恥ずかしい感じがして、

このゲームの魅力を雄弁に語るような、そんなシーンです。

 

ちいさな彼女の小夜曲、という作品タイトルについて少しだけ自論を述べさせていただくと、小夜曲というのはまあ言うまでもなくセレナードですね。

セレナードはその起源は

夜に野外で恋人を褒め称えるために歌われる「扉の前で」と呼ばれる音楽ジャンルが存在した。こんにち口語に残っている「セレナーデ」も、親しい相手や、その他の称賛すべき人物のために、夕方しばしば屋外で演奏される音楽を指す。

というように恋人のために演奏することが起源だったようです。日本でいう贈答歌みたいなものでしょうか。

当然、ギターもリュートもないので、汐音ちゃんは健気にも朴念仁な主人公の為に毎日のように歌で気持ちを届けようとします。

 

この主人公の為に小さな勇気を振り絞って歌った歌こそが、彼女の小夜曲だったのかなと、プレイして暫く経った最近思い至ったというだけ。

つまり「ちいさな」が「彼女」と「小夜曲」の2つに掛かってたのかなあと。。。

 

 

 

というように以上の2つの「ないしょ話」というのがとても綺麗な話だなあと思った話でした。

6月読書リスト

もう6月終わり!?

 

夢野久作ドグラ・マグラ

国木田独歩『恋を恋する人』

小栗虫太郎黒死館殺人事件

遠藤周作『沈黙』

 

今月も論文とかを読むのにキャパを割かれたので4作に止まった。

まず夢野久作ドグラ・マグラ』。これ高校の時に一回手に取って挫折した気がしたんですが、数年経ち、読書力も多少はついたと思ったので再挑戦。感覚的には今月の半分ぐらいはこれに時間を割いた気がする。後述の黒死館殺人事件と虚無への供物合わせて「三大奇書」と呼ばれるものですが、内容的には読みやすい……というか読み進めやすいというのが正しい表現な気がする。作中にも同名の『ドグラ・マグラ』という小説が出てくるのだが、それがこの小説と同じものだとすると、どうしてもこの書き手は主人公の彼以外有り得ないのだが、どうも作中の登場人物の言葉を読むと違う作品のような気がする。ドグラマグラというのはただの記号のようにも感じるのだが、真相は神のみぞ知る。

 

国木田独歩『恋に恋する人』浪漫主義の中では泉鏡花が一番好きなのだが、国木田独歩の作品にはこれまで一作も触れていなかったので気軽に読めそうなこれを選んだ。まあ短編なので省略。

 

小栗虫太郎黒死館殺人事件』今回の問題児。衒学に次ぐ衒学。はっきり言って知識も何も無い状態だと読めたものじゃない。自分も途中から内容を把握するのをあきらめて、ただ文字を追っていただけなので細かいところはほとんど内容を覚えていない。せめてゲーテファウスト』や聖書、ニーチェ、一般世界史ぐらいの知識は必要だと思った。おそらくあらゆる読書家が最後に読むべき小説で、あらゆる文学の頂点に近いところに位置すると思う(決して賞賛ではないが)。自分もあらゆる本を読んでからまた読んでみたいと思う一冊だった。

 

遠藤周作『沈黙』江戸時代のキリスト教禁制下での宣教師の物語。神の沈黙を描く。これはおそらく遠藤周作にしか書けない話だと思った。宣教師の書簡から始まり、そして宣教師の心情を交えた息の詰まるような話で一気に引き込まれ、2日ほどで読み終えてしまった。日本という国の特異性だけでなく、キリスト教の「信仰」とは何か、といった内部まで踏み込んでくるないようだった。先ほど一気に引き込まれたという言葉で表した通り、緊迫感は凄まじくクるものがあった。特に終盤のロドリゴが「穴吊り」に処されようかという直前の「鼾」の正体が明かされたとき、驚愕、恐怖、絶望……様々な感情が一つの波となって押し寄せてきた。こういう心のダイナミズムが小説の醍醐味なのかもしれないと再認識した。

 

 

7月に読みたい本はある程度目途を付けていて、とりあえずヨーロッパの文学にも手を伸ばすために聖書はぼちぼち読み進めていきたいという所存。おそらく数カ月かかる。

あとは井上靖であったりフィッツジェラルドであったりカントであったり筒井康隆であったり、ジャンル的にはバラバラ

以上、カーテンフォール。